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日本はセックスレス大国だから… 暴れん坊女医が“男性力をアゲる術”伝授
配信元:@DIME
更新世界有数の“セックスレス国”である日本。中でも30~40代のビジネスマンの状況が最も深刻なんだとか。ホルモンバランスに詳しい成城松村クリニックの松村圭子院長はこう分析する。
「塩分やカロリーの高い外食続きの食生活や、毎日夜遅くに帰宅して十分な睡眠が取れないなど、仕事に追われるビジネスマンの生活習慣は著しく崩れがち。このような生活が続けば、ホルモンバランスが乱れて、“男性機能”に影響が出てしまうのは当然のことです」
男性機能の衰えは、自らのセックスに対する自信を失わせ、セックスレスに直結してしまう。セックスレスはパートナーをも傷つけてしまう深刻な問題だ。
「特にバリバリ働いている人ほどプライドが高く、“男性力”の衰えをパートナーに打ち明けることができません。すると、女性は自分に原因があるのではないかと自分を責めてしまい、大きな悩みを抱えてしまいます。男性はたとえどんなに忙しくても、パートナーのためにも、男性力が上がるような生活をしてほしい」
●乱れがちな食生活は「AKB」で改善
心当たりのある男性がまず見直してほしいのが生活習慣。その心がけ次第で、男性力をアゲることは十分に可能だ。
「まずは食生活。理想は焼き魚もあり、野菜たっぷりの煮物もあり、納豆にお豆腐が付いた『旅館の朝食』。ほかに食べてほしいのは“AKB”。『A=赤身の魚』『K=黒豆』『B=バナナ』のことです」
このAKBからはタンパク源、食物繊維、ビタミン、ミネラルなどがバランス良く摂取できる。次に気をつけたいのが、睡眠。
「夜は強い光の刺激を避けて24時前に寝るのが理想。性欲アップのためのホルモン・メラトニンは睡眠中に分泌されますので、24時を越えて床に就く場合も十分な睡眠を意識してください」
さらに、適度に体を動かすことも男性ホルモンの分泌を促すことにつながるという。
「通勤方法を自転車に変えてみたり、帰りにひと駅歩いてみたりなどの工夫で十分です。可能なら、運動は食前に行なうと代謝が良くなるので、太りにくくなります。メタボも男性力の大敵です」
食・睡眠・運動の3つの基本要素を改めるだけでも、十分に効果は見込めるが、すぐに成果を収めたい人には特定の筋肉をほぐすようなストレッチも効果的。
次は松村院長との共著もある整体師の中辻正氏が監修した「男性力アップ」ストレッチを紹介しよう。
■成城松村クリニック院長 松村圭子さん
広島大学医学部卒業後、広島大学医学部付属病院などを経て現職。“暴れん坊女医”として多数の雑誌、TV出演など幅広く活躍中。
★悩めるビジネスマンはこのポイントを要チェック
(1)膝の上にPCを置いての仕事はNG
ノートパソコンを膝の上に載せて長時間仕事をするのはよくない。精巣を温めるのは厳禁。33℃ぐらいが精子を作るのには理想の環境。
(2)食は毎日「AKB」を摂取!
赤身の魚(A)や黒豆(K)、バナナ(B)などがオススメ。野菜や大豆食品などもバランス良く食べることを意識したい。
(3)睡眠は24時前からたっぷりと
男性ホルモンアップのためには睡眠が重要な鍵。寝る前に携帯電話やパソコンを開いて、刺激の強い光を浴びると睡眠が浅くなる。
★まずはタオルを結んでこぶ作り
ストレッチにはタオルを使用。事前に両端から数回結んでこぶを作ろう。こぶのサイズは腰や背中などの大きさに合わせて変える。
筋治療のエキスパートである整体師の中辻氏によれば、男性力をアゲるには深層筋、中でも錐体筋と多裂筋へのアプローチが有効。やり方はごく簡単で、タオルを使って圧迫するだけだ。
●寝る前5分のアゲアゲストレッチ
(1)恥骨の上の筋肉をこぶで軽く刺激
錐体筋は腹筋の下にある小さな筋肉。恥骨の上にタオルを置き、5秒間押して10回揺らす。これを3セット。あまり強く押さない。
へその下。恥骨のやや上にあるコロコロしたところを軽く刺激する。
(2)背骨の横の筋肉を2つのこぶで刺激
仰向けになって背骨のすぐ横にタオルのこぶをあて、5秒間押し込み10回揺らす動作を3セット繰り返す。左右を均等に行なうこと。
骨盤と腰骨の間にある筋肉を、左右両方とも同じように刺激する。
●愛し合う前1分のストレッチ
男性力アップのためには陰部への血流を良くすることが基本で、腹筋を刺激するストレッチが効果的だ。愛し合っている時も、お腹に力を入れれば踏ん張りがきいて、パワーアップ!
(1)お腹の中央3か所をこぶで軽く刺激
うつぶせになり腹筋を刺激。みぞおちの下、おへそ、おへそのやや下側を、5秒間押して左右に10回揺らす動作を3セット。
腹筋の中央を意識。上体を固定し下半身を揺らせば位置がずれない。