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離職キャリア女性を再び輝かせる フリー契約・在宅勤務、柔軟な働き方を選択

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離職キャリア女性を再び輝かせる フリー契約・在宅勤務、柔軟な働き方を選択

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 「雇われない働き方を求め、文系総合職でフリーランス化が進んでいます」。Waris共同代表の田中美和さんはいう。

 同社は専門知識やスキルをもつ女性約2500人が登録する。平均年齢は38歳で8割が子育て中。平均月収は一般の30代女性25万円に対し31万円だ。「上場に向け専門家が必要」「広報部門をつくりたい」など約800社の顧客企業ニーズに応える。

 特徴的なのが、派遣ではなく登録者の多くがフリーランスとして顧客企業と直接契約を結ぶこと。業種は人事や経理といった管理部門26%▽広報・マーケティング19%▽営業10%-など、従来「オフィスワーク」とされた仕事が多いことだ。

 派遣というスタイルでも新たな波がきている。

 「子供はこれから多感な時期。もっと一緒に過ごす時間をとりたい」

 IT企業役員だった今野奈津子さん(47)=仮名=は3年前、子供の就学を機に転職を決意した。仕事はやりがいがあったが、ほぼ毎日残業。午後8時に仕事を終え保育園に駆けつける日々に限界を感じていた。

 次に選んだ職場はIT系ベンチャー。週3回1日6時間勤務で、人事兼広報のリーダーを任された。800万円の年収を手放し、当初は時給1800円の派遣社員という立場で入社。仕事ぶりが評価され、現在は「時短正社員」となった。

 中小ベンチャーは高度人材の採用が課題。会社の知名度に加え、人件費というコストも無視できない。「知識やスキルはあるが勤務制限によりコスト(人件費)は抑えられるという女性となら相性がよい」。今野さんに仕事を紹介した派遣会社「ビースタイル」(東京都新宿区)の広報担当者はいう。

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