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住みたい街ランキングに異変 リアルな生活実態を反映、浮上する穴場エリアは?

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住みたい街ランキングに異変 リアルな生活実態を反映、浮上する穴場エリアは?

配信元:ITmedia ビジネスオンライン 更新

 HOME’S総研が調査・集計した「スッピンで歩けそうな街(駅)」ランキングでは、赤羽が1位、北千住が4位に入っている。北千住などはマルイやルミネといった商業地が充実しているので、実際にスッピンで歩けるかどうかは分からないが、この「気取らなくていい庶民派」のイメージが、昨今の街選びでは重要な指標のひとつになっているのだ。

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 →スッピンで歩けそうな街(駅)ランキング

 また、北千住や赤羽は飲食街が充実しており、特に赤羽は「昼から飲める街」のイメージが定着している。また清野とおる原作の漫画が『山田孝之の東京都北区赤羽』としてドラマ化されたことで、赤羽のブランドもにわかに高まっている。

「これから伸びる街」はあちこちに存在する!?

 庶民的な雰囲気や交通利便性の高さで「穴場的人気」を確立させた北千住と赤羽だが、賃料はじわじわと上昇しており、「すでに穴場ではなくなった」という声もある。

『駅格差 首都圏鉄道駅の知られざる通信簿』(著・首都圏鉄道路線研究会、SBクリエイティブ)

『駅格差 首都圏鉄道駅の知られざる通信簿』(著・首都圏鉄道路線研究会、SBクリエイティブ)

 一方で、交通利便性が高く、商業地が多い割には賃料が安い「穴場エリア」は他にもたくさんある。城東エリアでいえば金町や南柏、城北エリアだと与野や北浦和、城南・城西エリアでも始発駅の橋本、昔ながらの商店街や飲食店が残る大井町などが、今後伸びる可能性を秘めているといえる。

 →「なぜ買って住みたい街1位に!? 船橋に住む人のぶっちゃけ座談会」

※LIFULL HOME’S総合研究所 副所長 中山登志朗、LIFULL HOME’S事業本部 星野晴美

このニュースのフォト

  • 「住みたい街(駅)ランキング」に、ちょっとした異変が起きている(写真はイメージです)
  • 買って住みたい街ランキング 2016年版と2017年版の表組
  • 住みたい街の基準、潮目は変わったのか?
  • 生活費が抑えられそうな街ランキングの表
  • 『駅格差 首都圏鉄道駅の知られざる通信簿』(著・首都圏鉄道路線研究会、SBクリエイティブ)

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