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楽天執念 初の日本シリーズ進出
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パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(6試合制)は10月21日、Kスタ宮城で楽天-ロッテの第4戦が行われ、楽天が8-5でロッテを破り、球団創設9年目で初の日本シリーズ進出を決めた。
楽天就任3年目の星野仙一監督(66)にとっては中日、阪神に続く日本シリーズ進出で、「日本一」の悲願達成に挑む。最優秀選手(MVP)にはエースの田中将大投手(24)が選ばれた。
雨天中止で1日試合が延びた第4戦は第3戦までと違って乱打戦となった。5ー5で迎えた七回、楽天はマギーの勝ち越しとなるソロ本塁打で試合を決めた。
日本シリーズは26日、楽天とセ・リーグ覇者の巨人の対戦カードで、Kスタ宮城で開幕する。
≪大きい第3戦勝利 嶋のリード光る≫
楽天にとって第3戦の勝利が大きかった。初戦はエース田中、第2戦は今季15勝のルーキー則本が先発したが、3戦目以降は実績で劣る投手のやりくりを強いられた。1勝1敗で迎えた大事な一戦で白星を引き寄せたのが嶋の好リードだった。
先発には今季6勝の美馬が起用された。10月4日に古傷の右肘の違和感で途中降板して以来の実戦だったが、レギュラーシーズンで1度もなかった完封を果たした。プロ3年目の右腕は「嶋さんが強気のリードで引っ張ってくれた」と感謝した。
嶋は第1、2戦で相手に内角球を意識させていた。「これでもかっていうぐらい攻めた」と内角をどんどん突き、美馬の持ち味の一つである外角スライダーを生かした。さらに右打者の懐をシュートで攻め、外角への変化球をより効果的に使う工夫もみせた。
星野監督は嶋の配球に「外角ばっかり構えて」と苦言を呈したことがあった。嶋も「(シーズンは)144試合あるからその試合というより、トータルを考えて無難な方を取ってしまっていた」と振り返る。
だが、CSでは違った。強気が光った女房役が投手陣を引っ張り、チームを初の日本シリーズに導いた。(SANKEI EXPRESS)