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社会
クール宅急便 ヤマト200営業所 ずさん温度管理
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宅配便最大手のヤマト運輸が、鮮魚などを低温で運ぶ「クール宅急便」でずさんな温度管理をしていたことが10月25日、分かった。全国に約4000ある営業所のうち200カ所程度で、保冷用コンテナの扉を開けたまま仕分けをするなど、社内で定めた所定時間を超えて荷物が外気にさらされていたケースが確認された。森日出男常務執行役員らが東京都内で記者会見し、「一部の営業所でルールを無視した仕分けが行われていた。お客さまや関係者にご迷惑をおかけしたことを深くおわびする」と陳謝した。詳細な調査結果と抜本的な再発防止策を11月中にまとめ、公表するとしている。
ヤマトによると、6月に大手スーパーが荷物に温度測定機器を取り付けて調べたところ、温度が大きく上昇する時間があったことが分かり、改善を求められた。また、東京都内の営業所を撮影したとされる動画を報道機関に提示され調べた結果、コンテナを開けたまま仕分けしていたことが確認された。
各地の物流拠点には大型の保冷施設があるが、営業所には仕分け時に外気を遮断する設備がない。社内の規定では、配送方面別の保冷用コンテナに荷物を仕分ける作業を5分以内に済ませ、一つの荷物が外気にさらされる時間を30秒以内にするよう定めていた。(SANKEI EXPRESS)