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香港インターナショナルW&Sフェアでの日本酒人気! 青木冨美子

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香港インターナショナルW&Sフェアでの日本酒人気! 青木冨美子

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福岡県八女市の「喜多屋」も初出展、下無敷勉セールス・マネージャー=11月9日、中国・香港(青木冨美子さん提供)  【ワインのこころ】

 世界の飲料業界のトレンドやレアな情報が得られる『香港インターナショナル・ワイン&スピリッツ・フェア』が、11月7日から9日まで、香港コンベンション&エキシビジョン・センターで開催されました。6回目となる今年は40カ国・地域から1005の出展者が参加。中国・アジアをメーンに世界中から2万人以上のトレードバイヤーが来場しています。

 日本からは日本酒と本格焼酎・泡盛の輸出拡大を目指し、日本貿易振興機構(以後JETRO)がジャパンパビリオンを設置しました。日本酒の15の蔵元が初出展した昨年は、3000万円の売り上げが出て、貿易のハブ香港への手ごたえを実感したことから、今年は日本酒30蔵、焼酎と泡盛16蔵の計46蔵が一堂に会しました。毎年ロンドンで行われている権威あるワイン品評会『インターナショナル・ワイン・チャレンジ2013(以後IWC)』のSAKE部門で、最優秀賞『チャンピオン・サケ』を受賞した福岡県八女市の『喜多屋』も初出展、下無敷勉セールス・マネージャーが接客にあたっていました。

 日本酒の輸出額をみると、第1位が米国で、第2位が香港です。喜多屋では1990年初頭から米国への輸出を開始しています。IWCでの快挙もあり、この展示会では、香港や台湾、英国やオーストラリアのバイヤーとの交渉も好調の由。地元メディアからの取材も受けたようです。

 『大吟醸 極醸 喜多屋』はバランスが良く、口中でピュアさとアミノ酸由来のうまみが心地よく広がります。魚介全般OKですが、下無敷セールス・マネージャーの一押しは、福岡県産の明太子。福岡県産の名酒は、やはり地元食材との相性が良いようです。(ワインジャーナリスト 青木冨美子/SANKEI EXPRESS

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