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EPAが満腹感を高め、食欲を抑える サバとピーマンのみそ煮

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EPAが満腹感を高め、食欲を抑える サバとピーマンのみそ煮

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サバとピーマンのみそ煮。※203kcal、塩分1.1グラム(1人分)  【牧野直子の健康ごはん】

 この夏、売り切れになった食材があります。それは「サバ缶」。“サバ缶にやせる効果がある”とテレビ番組で紹介されたからだそう。やせる効果が期待できる成分は、この連載でもよく紹介する青背魚に豊富なEPA(エイコサペンタエン酸)です。血栓を作りにくくする、血液中の中性脂肪を減らす、総コレステロールを抑えてHDL(善玉)コレステロールを増やすなど、動脈硬化を防ぐ働きが知られています。

 最近では、EPAをとることで小腸から「GLP-1」というホルモンの分泌が促進され、膵臓(すいぞう)からインスリン(血液中のブドウ糖=血糖の量をコントロールするホルモン)分泌を改善することがわかり、この仕組みを応用した糖尿病の治療薬が開発されています。さらに、食後の血糖値の急上昇を抑えたり、胃の内容物の排出を遅らせることで満腹感を高めたり、食欲を抑えることも分かったため、“EPAでやせる効果が期待できる”というわけです。

 では、EPAはサバ缶から摂取しなければならないか? そういうわけではありません。EPAを取るなら、サンマやイワシを使ったかば焼きやしょうゆ煮などの缶詰でもOK。もちろんサバやイワシ、サンマ、マグロのトロなどの刺し身、もしくは調理したものを食べても摂取することができます。

 ただし、EPAは煮汁に溶け出るので、煮汁、蒸し汁も食べる料理にしましょう。適量の目安は1食70~100グラム(魚介として)です。(文:管理栄養士 牧野直子/撮影:今泉有美子/SANKEI EXPRESS

 ■まきの・なおこ 料理家、管理栄養士、ダイエットコーディネーター。「スタジオ食」代表。1968年、東京生まれ。女子栄養大学卒。おいしくてからだに優しく、元気になるレシピ、健康的なダイエット方法まで提案し、幅広く活躍中。著書も多数で、近刊は「適塩・低カロリー ひと目でわかる料理手習い帳」(池田書店)、「100歳までボケない常備菜で10分レシピ」(家の光協会)。

 ≪サバとピーマンのみそ煮≫

 ※203kcal、塩分1.1グラム(1人分)

 【材料】(2人分)

ピーマン    2個(乱切り)

サバ      2切れ(150グラム、1切れを3等分にする)

酒       大さじ1/2

しょうが    1/4かけ(薄切り)

[合わせ調味料]

 酒      大さじ1

 みそ・みりん 各大さじ1/2

 しょうゆ   小さじ1/2

 水      大さじ2

油       大さじ1/2

 【作り方】

〔1〕フライパンに油を半量熱し、ピーマンを炒め、油が回ったら取り出す。

〔2〕フライパンに残りの油を熱し、酒を振ったサバを両面焼き、〔1〕を戻し、合わせ調味料を回しいれて絡める。

 【ワンポイント】

☆サバはイワシやサンマ、アジでもOK。

☆ピーマンはししとうでもよい。

 ≪れんこんの塩麹炒め≫

 ※55kcal、塩分0.5グラム(1人分)

 【材料】(2人分)

れんこん    100グラム(1センチ角の棒状に切る)

オリーブ油   小さじ1

塩麹      小さじ1

しょうゆ    小さじ1/4

粗挽きこしょう 少々

 【作り方】

〔1〕フライパンにオリーブ油を入れて中火で熱し、れんこんを入れて香ばしく焼く。

〔2〕塩麹を加えて全体になじんだら、しょうゆを加えさっと炒め、粗挽きこしょうを振る。

 【ワンポイント】

☆塩麹は市販品でOK。なければ、塩、みりんで味つけを。

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