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中国・ハルビン「氷雪祭り」 真冬の風物詩 きらめく光

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中国・ハルビン「氷雪祭り」 真冬の風物詩 きらめく光

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中国・黒竜江省ハルビン(省都)  ≪極寒にも負けず…ダイブ!≫

 中国東北部の黒竜江省ハルビン市で、冬の風物詩「氷雪祭り」が2月下旬まで開かれている。開幕した今月(1月)5日夜には、氷点下30度近い極寒の中、国内外から訪れた大勢の観光客が光に浮かぶ多彩な氷の建築物や像を楽しんだ。

 会場近くを流れる松花江では日中、スモッグが立ち込める空の下、氷に穴を開けて作ったプールで寒中水泳大会が行われた。天気予報サイトによると、汚染指数は最悪レベル(危険)の413。

 メーン会場には中国の伝統的建造物や欧州の城を模した大型の氷像が多数配置され、氷に埋め込められたライトがカラフルに光った。

 祭りは1985年から行われており、今年で30回目。ハルビン市は観光の目玉と位置付け、会場以外の公園や目抜き通りにも多数の氷の彫刻や氷像を並べ、夜はライトアップするなどアピールに力を入れている。

 氷雪祭りのチケットは1枚約300元(約5000円)。タクシー運転手の王洪奎さん(36)は「一家3人、とても買えない。庶民は会場の外からのぞいている」と笑った。(共同/撮影:ロイター、AP/SANKEI EXPRESS

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