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「謎の女忍者」が現代の悪を裁く 「天誅~闇の仕置人~」でドラマ初主演 小野ゆり子さんインタビュー
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若手女優の小野ゆり子(24)が、先月(1月)スタートしたフジテレビ系金曜ドラマ「天誅~闇の仕置人~」(金曜後7・57)でドラマ初主演を果たしている。
戦国時代からタイムスリップし、人間離れした強さと美しさを持つ“謎の女忍者”サナ。闇で悪を裁く刺激的な役どころについて話を聞いた。
体を動かすのは大好きだという。それが「腰を低く保ち、何事にも素早く振り向かなければいけないところが難しい」と苦笑いする。学生時代からバドミントン、バトントワリングなどの部活にいそしんだ。体力には自信があり、「あの頃のことが今に生かされている」と振り返る。
アクションシーンは大きな見せどころ。「走り方、バランス、動きの緩急…アンジェリーナ・ジョリーさん、志穂美悦子さんを見て参考にしました」と話す。黒のイメージ衣装をまとうとなかなかセクシーだ。
登場人物がそれぞれ孤独を抱えており、「繊細な人間模様も多々描かれている」と強調する。特に、フジテレビの連ドラ初出演で、サナを支える正子役の泉ピン子(66)との共演は「見て感じて吸収できるものは吸収しようと耳をダンボにしている」という。
ところで、タイムスリップするとしたら、どこへ行きたい? 「自分の生まれた瞬間や幼い頃に行きたい。戦争がないところもいい」。そして「撮影で天誅(てんちゅう)、お仕置きしているので私生活は平和に過ごしたい」と続けた。プライベートは俳優の大森南朋(おおもり・なお、41)と結婚して3月で丸2年。平和そのものといった感じだ。
撮影中、必ず持参しているものは「水、チョコ、飴」。「アクション中、脳を使うので糖分をいっぱい取っています」。多くの決意を胸に臨む初主演作。「金曜日の夜はスカッとするドラマを! ということで、めっぽう強い謎の女とごく普通のおばあさんが、許せない悪者を追い詰める痛快ストーリー」(FCCの中山ケイ子プロデューサー)は、見たら一瞬にしてハマる作品になりそうだ。(松本明子/SANKEI EXPRESS)