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【垣花正のハッピー日記】子供の頃に戻れたら…
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【垣花正のハッピー日記】ニッポン放送ラジオパーソナリティー、垣花正(かきはな・ただし)さん(ニッポン放送提供) 子供の頃に戻ってみたいな、とふと思ったりすることありませんか? 小学校3年生くらいの頃。大人より明らかに不自由だし、人間関係もシビアだし、残酷だし、しんどそうだけど、あの頃見えていた、みずみずしい世界を、もう一度見てみたい。大人になることでなくしてしまった感覚を取り戻してみたい。
そんな願望を芦田愛菜(まな)ちゃん出演の「円卓」はかなえちゃう映画です。主人公のこっこは小学3年生。大阪の狭い団地に、おじいちゃん、おばあちゃん、両親、三つ子の姉と一緒に8人で暮らしています。パンフレットには、こっこは普通が大っ嫌いで、口が悪く、偏屈で、なんて説明があるけど、先生にも「うっさいボケ」なんて関西弁を炸裂(さくれつ)させるんだけど、それこそ子供らしい子供。
こっこには先入観がないんです。目に触れたものをゼロから解釈していく。例えば、同級生のパクくんが「ぼくの母さん在日3世やねん」と言うと「何それ? 3世ってめっちゃかっこいいやん! ほなパクくんは4世? すごい、王様みたいやんか」とこっこは言います。目からうろこ。こっこに教えられることばかり。
さらにこの映画は映像が素晴らしい。こっこの日常がきらきらしています。何か大きな出来事がおこるわけではないのに。でも子供の頃ってそんな毎日が輝いていましたよね。
子供の世界を、子供の感性で、子供の目に見えているように映像化するなんて、行定勲(ゆきさだ・いさお)監督は天才!
「円卓」はオススメの映画です。さ、今日の「あなたとハッピー!」は永遠の小学生、経済アナリスト森永卓郎さんと。う~ん、子供のまま大人になるって難しい…笑。
「垣花正あなたとハッピー!」(月~金曜、午前8:00~午前11:30)AM1242 ニッポン放送でオンエア中
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