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生き方編 喜んでもらえるプレゼントを

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生き方編 喜んでもらえるプレゼントを

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美容家、IKKO(いっこー)さん(提供写真)  【美のカリスマ IKKOのちょっといい話 聞きたい?】

 お誕生日や結婚、ご挨拶…。誰かにプレゼントを送る機会って多いですよね。でも、どうすれば喜んでもらえるのか、悩んでしまうこともあります。

 私は、収録などの時は、必ず共演者のみなさまにちょっとしたプレゼントを差し上げることにしています。これは、タレントとしてテレビに出させていただくようになってから始めたことです。芸能の世界では私以外はみなさんが先輩ですから、失礼のないように、礼儀としてプレゼントを添えてご挨拶をしているのです。

 相手に気を遣わせないように

 一度に多くの方に物を差し上げるときに気をつけているのは、みんなが同じものになること。どうしても数がそろわない場合は、男性と女性で別々の物にしています。

 品物は、入浴剤やクレンジング、洗顔料など、入浴グッズが多いですね。プレゼントは、受け取った方に喜んでもらわないと意味がありませんから。入浴グッズでしたら、男女問わず誰もが毎日使うものなので、差し障りがないかな…と。肌触りはしっとりしたものが、多くの人が使いやすいと思います。また、自分がプロデュースしたものは宣伝になってしまうのでできるだけ避け、自分が使ってみて本当におすすめできるものを選んでいます。

 プレゼントで大事なのは、相手に気を遣わせてしまわないようにすること。特定の方との共演が何度も続いたときは、毎回プレゼントをお渡しするとご負担になってしまうので、何回かに1回はお手紙だけにしています。

 プレゼントをお渡しするときも、「ご迷惑かもしれないけれど、私なりの礼儀なので、もしよろしければお使いください。もし、お気に召さなかったら知り合いの方に差し上げてくださいね」と、一言添えています。

 ちなみに、よく「つまらないものですが」と言う人がいますが、これはNG。10代の頃、「つまらないものをオレにくれるのか」と先輩に怒られてしまったことがあります。例えば、「歩いていたらかわいいお花を見つけたので」「人気のお店のケーキで、お口汚しになるかもしれませんが」など、自慢にならない程度の言葉を添えるといいと思います。

 好みを調べて、徹底的に用意

 お1人に渡す場合は、前もってインターネットなどで、好みをリサーチするようにしています。若いときは、お花をよくあげていたのですが、お花が嫌いな人にもあげてしまったことがあります。枯れるのがいやだったり、処理に手がかかったりと、お花が苦手な方もいらっしゃるのです。自分の思いだけであげてしまうのはよくないと痛感した出来事でした。

 ですので、相手に喜んでもらうために、徹底的に用意することにしています。例えば、ある番組に出演したとき、MCのさんまさんに、手土産をお持ちすることになりました。以前、さんまさんが「お母さんが作るようなカレーが好きだ」とおっしゃっていたのを思い出し、カレーを作ることにしました。でも、一口に「懐かしいカレー」と言っても、小麦粉で作っていた時代なのか、ルーを使っていたのか分からない。ですので、2種類のカレーを作っていきました。お料理の先生について、一週間猛特訓して。容器も懐かしいアルミの鍋に入れて、風呂敷で包んで、「懐かしのカレー」を演出したのです。

 「なぜそこまで」と思われるかもしれません。贈る方に喜んでほしい、というのが大前提。その上で、中途半端なものをお渡しして、「ああ、IKKOさんの美学ってこんなもんなんだ」と思われたくないのです。

 贈り物には、自分の美学があらわれます。品物はもちろん、添える言葉や渡すタイミング、全てに神経を使って。かといって、考えすぎて自分の負担になってしまうのはダメ。負のオーラではなく、楽しい、幸せな気持ちを相手に届けるようにしましょうね。

 愛を込めて IKKO(美容家 IKKO(いっこー)/SANKEI EXPRESS

 ■いっこー 女性誌をはじめ、テレビ・CM・舞台などのヘアメークを通じ、「女優メイクIKKO」を確立。その後、美容家・タレントとして活動。最近では、コスメをはじめ、多くの女性の美に対するプロデュース業にも注目が集まる。

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