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DANCE@LIVE WORLD CUP ストリートダンサー 一堂に

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DANCE@LIVE WORLD CUP ストリートダンサー 一堂に

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台湾・新北市で開かれたダンスバトルのイベント「DANCE@LIVE」。欧米、アジアの人気ダンサーが、世界一の称号をかけて、持てる技術を競い合った=2014年7月6日(提供写真)  昨今、義務教育にも組み込まれ、われわれ日本人にもその存在が定着しつつある「ストリートダンス」や「ヒップホップダンス」。全国津々浦々で毎週必ずといってよいほど行われている「ダンスバトル」という文化をご存じだろうか?

 DJが選曲する曲に合わせ、その場のフィーリングをダンスで表現し合い、勝敗を決めるというものである。

 世界的な大会はまだ数えるほどしかないが、「DANCE@LIVE WORLD CUP」と銘打たれた日本発の国際的な大会が7月6日、台湾の新北市で行われ、ハウスダンス部門で日本人が優勝を飾った。

 ブラジルがサッカーの「WORLD CUP」で熱くなっているその裏で、音楽とダンスのスタイルによって分けられた4つの種目で、1年を通して世界15カ国で予選を勝ち上がってきた選手たちが世界一を競い合う。

 会場が放つ熱気は本家「WORLD CUP」にも引けを取らないほどであり、頂点を競い、演じられたバトルは心を揺さぶる、熱いものだった。

 ≪体一つで奏でる音楽との融合≫

 各国代表のスター選手たちがその場限りの一発勝負で世界一を決める。その雄姿に割れんばかりの大歓声が起こり、涙を見せる観客の姿も見られた。一体感が会場全体を包み込む中、この日は新たに日本人のチャンピオンも誕生した。

 逆立ちした状態で頭で地面を回るヘッドスピンや、派手な体技を駆使する「ブレイク」、ヒップホップダンスとしてなじみの深い「ヒップホップ」など、4部門でそれぞれの世界チャンピオンを決めるのが「DANCE@LIVE」と銘打ったこの大会の醍醐味(だいごみ)だ。

 各ジャンルとも、アジア、アメリカ、ヨーロッパ15カ国の優勝者15人と、前日予選で選ばれた1人の計16人でトーナメントを行う。国によっては出場自体が数百人に1人という狭き門であり、本国では「芸能人並み」の扱いを受けるダンサーも少なくない。

 その場のフィーリングで踊るジャンルを変えたり、プレーヤーの個性が自由に表現できる「フリースタイル」。日本代表としてこの種目に出場したIBUKI(イブキ)は高校3年生だが、知る人ぞ知る世界的なダンサーで、多くの外国人が彼女のレッスンを受けに来日するほどだ。

 そんな中、大会では、音に合わせて主に足を使ったステップで自らを表現する「ハウス」部門で日本代表のSHUHO(シュウホウ)が世界チャンピオンに輝いた。

 ハウスダンスの本場ニューヨークで修業し、現地の世界的な団体に籍を置く傍ら、被災地である故郷の岩手県のためにも精力的に活動している彼の優勝には、日本のダンスファンのみならず各国のサポーターからも温かい声援が送られた。

 10年前に東京・六本木の小さなクラブで生まれたダンスイベントは、今や世界の人々を魅了するエンターテインメントへと進化しつつある。(EX編集部/SANKEI EXPRESS

 ■「DANCE@LIVE」 DJの選曲に合わせ、即興でダンスの技を見せ合い、審査員が勝敗を下すストリートダンス特有の文化にならったダンスバトルの全国大会。2005年に始まり、年を追うごとに規模を拡大し、08年からは両国国技館で決勝戦を開催。昨年(2013年)から「WORLD CUP」へと飛躍し、世界のダンサーがそのタイトルを狙って参加するイベントに成長した。

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