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モントルーでデビュー ボーカリスト 松本ゆりふぁさんインタビュー

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モントルーでデビュー ボーカリスト 松本ゆりふぁさんインタビュー

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7月11日、モントルー・ジャズ・フェスティバル2014で歌う松本ゆりふぁさん=2014年、スイス・モントルー(Annelaure_Lechatさん撮影、提供写真)  世界3大ジャズ・フェスティバルに数えられるスイスの「モントルー・ジャズ・フェスティバル」で7月、1人の日本人女性がデビューを飾った。一流アートに育まれた個性を武器に、ボーカリスト・アーティストとして才能を開花させた松本ゆりふぁ。8月27日に発売されるメジャーデビューアルバム『BLUE』に込めたメッセージと、音楽への思いを聞いた。

 夢のような出来事

 ――7月11日、「モントルー・ジャズ・フェスティバル」で初演を飾るという、前代未聞のメジャーデビューを果たしました

 「本当に夢のような出来事でした。きっかけは15年前、フェスティバル創始者のクロード・ノブスさんにお会いして、歌を聴いていただいたこと。そして昨年、ノブスさんの訃報を伝え聞いたときに、日本とスイスの国交樹立150周年を記念して、『ジャパン・デイ』を開催するという話を知り、フェスティバルの事務局に音源を送ってみたところ、出演の機会をいただいたという次第です」

 ――モントルーでは伴奏はピアノだけという構成でしたが、アルバムも全曲シンプルなアレンジで、「自分の歌で勝負したい」という思いを感じました

 「歌声1本で心を動かされるような女性のジャズボーカルが好きなので、歌を後から直すようなことはせず、声質がそのまま入るマイクを使い、耳元でささやいているような素朴な感じを心がけました」

 運命が開けた感じ

 ――芸術家の母と1歳の頃にサハラ砂漠へ渡るなど、世界中のアートに触れてきた感性を、どのように表現していますか?

 「これまでさまざまな音楽に触れてきましたが、このアルバムには『純粋に好きな音楽をやりたい』という思いを込めました。ジャズのスタンダード・ナンバーを意識しながら、オリジナル曲の作詞だけでなく、カバー曲の『ムーン・リバー』も自分で日本語詞を付けるなど、日本人にも親しみやすいように工夫しています。身のまわりに表現者が多いので、友人たちからの影響も大きいですね。ジャケットの写真は俳優の永瀬正敏さんにお願いしました」

 ――今回のメッセージに込めたメッセージについて教えてください

 「私自身、歌を歌うことで気持ちがとても自由になると感じています。このアルバムを聴く方にもその思いが伝わって、より自由な世界へと羽ばたいてほしいですね」

 ――モントルー出演の前日が誕生日で、日本大使ほかジャパン・デイのパーティー出席者に祝福される一幕も。まさに“奇跡のデビュー作”ですね

 「これまで努力を重ねてきて、ついに運命が開けたように感じています。いつか必ず、モントルー・ジャズ・フェスティバルの舞台に帰ってきたい。その日を目指して、これからも頑張っていきたいと思います」(フリーライター 深沢慶太/SANKEI EXPRESS

 ■まつもと・ゆりふぁ 東京生まれ、物心がついたころからタップダンスを始めジャズに触れる。幼少時代にはアーティストの母とフランスに滞在するなど、世界中を回り独自のセンスを磨く。フランス美術評論家アラン・ジュフロに絵画の才能を認められ、ロンドン芸術大学(University of the Arts London)ファインアート科へ。ロンドンのストリートでライブも行っていた。

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