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【男子テニス】「すごすぎる」勝利 松江沸いた

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【男子テニス】「すごすぎる」勝利 松江沸いた

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松江市内のホテルで開かれたパブリックビューイングで、錦織圭(にしこり・けい)が勝利を決めた瞬間、歓喜に沸き返る市民ら=2014年9月7日午前4時20分(新里公章撮影)  「あと一つ」「ここまで来たら勝つしかない」。テニスの全米オープン男子シングルスで世界ランキング1位の強敵を破り、決勝進出という日本人初の快挙を成し遂げた錦織圭(にしこり・けい)の出身地、松江市は7日、歓喜に沸いた。

 市内のホテルで行われたパブリックビューイング。試合開始は午前1時すぎにもかかわらず、市民ら約200人が集まり「がんばれ 島根」と書かれた黄色い小旗を振りながら観戦。会場からは「すごすぎる」「ナイスサーブ」と掛け声が上がり、勝利の瞬間には大歓声がとどろいた。

 「集中力が持続し、力がみなぎっていた。すごい選手になった。あのジョコビッチ選手相手にここまで試合をコントロールするなんて。決勝でも先行すれば、結果は付いてくる」。6歳から7年間、錦織にテニスの基礎を指導した松江市のグリーンテニススクールの柏井正樹コーチ(54)は勝利の瞬間、ガッツポーズで喜んだ。

 「控えめな性格だけど負けず嫌い。昔からテニスが大好きで、練習を楽しんでやっていた」。母親の後ろに隠れるようにしてスクールにやってきた少年だったが、コートでは指示通りの場所にボールを打つという非凡な才能を見せていたという。小学6年で同年代の3大全国大会を制覇。卒業文集に「夢は世界チャンピオンになること」とつづった錦織は松江市の私立開星中1年の時にテニス修業のため単身渡米した。

 小学校時代の担任だった小林真美さん(51)は「一歩一歩夢に近づき、誰もが憧れるプレーヤーになった。本当に立派」と涙を拭った。

 女子ダブルスで今年全国優勝した開星中3年の宮内理瑚さん(15)は「圭さんは私の憧れ。決勝で最高のパフォーマンスを見せてくれると思う」と声を弾ませた。

 JR松江駅前などでは錦織の決勝進出を伝える地元紙の号外が配布され、松江市の主婦、土屋ますみさん(66)は「朝5時ぐらいまで見て応援した。決勝も粘り勝ちしてほしい」と期待を表した。

 松江市の松浦正敬(まさたか)市長(66)も7日、錦織の準決勝勝利を受けて「私も市民も言葉にならないほど喜んでいます。試合展開に感動した。目指すはチャンピオン。きっとやれると信じ声援を送ります」とコメント。溝口善兵衛(ぜんべえ)・島根県知事(68)は「ぜひ優勝を目指して頑張ってください」と激励の言葉を贈った。(SANKEI EXPRESS

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