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【中野友加里のスケーターたちの素顔】アピールが大切な五輪翌シーズン

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【中野友加里のスケーターたちの素顔】アピールが大切な五輪翌シーズン

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 一方で、新たなライバルも出現してきます。私は自らの現役時代を「サンドイッチ」と揶揄することがあります。上の世代には荒川さんや村主章枝(すぐり・ふみえ)さんがいて、下の世代には安藤美姫(みき)さんや真央ちゃんがいました。先輩の背中を必死で追いかけていたのに、気付いたら追われる立場になっていたのです。

 初出場したソチ五輪で12位だった村上佳菜子選手を見ていると、置かれている立場が当時の自分と少し似ているかなとも思います。

 彼女にとって、今季は大変なシーズンになるでしょう。代表最年長だった鈴木明子選手が引退し、真央ちゃんも今シーズンは休養します。上の年代がいなくなる一方で、宮原知子選手をはじめ、ジュニアからシニアへ上がって18年の平昌五輪を目指す選手たちが台頭してきます。

このニュースのフォト

  • フィギュアスケートのジャンプ=2014年2月17日現在
  • 元フィギュアスケート選手で、フジテレビ職員の中野友加里(ゆかり)さん=2010年9月18日(本人提供)
  • ロシア・ソチ、及び北カフカス地域
  • 韓国・江原道平昌

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