明星大学貴重書コレクション ペリー、リンカーン、ケネディの挑戦
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「今、万国の交易は盛んになり、国を豊かにし国力を強めることにもつながっている。開国した方が日本のためになるだろう。」(「大日本古文書 幕末外國関係文書 附録之一」(東京大学史料編纂所編纂・刊行 1913年))
≪日本開国へ導いた辣腕≫
1854年、“黒船”で来航したペリーが残した名言だ。力ずくではあったにしろ、まさに200年以上続く日本の鎖国体制を終結させ、開国に導いた挑戦者の思いがあふれている。
ペリーの展示の中でもひときわ目をひくこの言葉のほか、ペリーとともに来航した画家のウィルヘルム・ハイネが記録した水彩画や黒船の浮世絵、絵巻物などを展示している。ペリーが幕府に献上したものと同じ「アメリカの鳥類」(スペースの関係で別室展示)や来航時にアメリカ側が日本を接待したときの食事メニューなども紹介されている。偉業は「日本開国」。特出する資質は「辣腕(らつわん)」。成功のカギは「アメリカ側の圧倒的な物量」と紹介している。
