【NFL】「問題児」を1位指名
更新米プロフットボール、NFLのドラフト会議でフロリダ州立大のQBジェーミス・ウィンストンが全体1位でバッカニアーズに指名された。投手として2012年に大リーグ、レンジャーズからドラフト指名されるなど話題性と実力を兼ね備える一方、数々の警察沙汰を起こした問題児でもある。
性的暴行容疑で取り調べを受けたほか、空気銃でトラブルを起こすなど、その素行の悪さを問題視する声は多かった。ただ、学生年間最優秀選手のハイズマン・トロフィーを1年生で受賞した高いパス能力と、プロ向きのプレースタイルにバッカニアーズはほれ込み、1位指名に踏み切った。
近年はQBが定着せず、低迷の続くチームにとって命運をかけた選択でもある。ウィンストン自身も、心機一転でプロ生活に臨むつもりだ。「プレーブック(戦術をまとめた本)をもらって、すぐ準備に取りかかりたい」と意気込んだ。(共同/SANKEI EXPRESS)
