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【プロ野球】交流戦開幕 「自然体」G、11点圧勝

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【プロ野球】交流戦開幕 「自然体」G、11点圧勝

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三回に2点本塁打を放つ巨人の坂本勇人=2015年5月26日、福島県郡山市の郡山総合運動場開成山野球場(土谷創造撮影)  プロ野球の日本生命セ・パ交流戦が26日始まり、各地で6試合が行われた。巨人は西武と対戦し、11-1で圧勝。セ首位として初めて交流戦を迎えたDeNAはオリックスに3-10で敗れた。11年目となる交流戦は6月14日まで行われる。今シーズンから各チームの試合数が24試合から18試合に削減され、両リーグが所属球団の合計勝利数を争うリーグ対抗色が強い方式が導入された。

 3連勝と波に乗って交流戦を迎えた巨人は、13安打11得点の猛攻で、初戦を制した。1点リードの三回に坂本が2ランを放ち、四回には長野の2ラン、五回にも阿部の2ランが飛び出し二回から七回まで毎回得点。投げては、先発の菅野(すがの)が1失点完投で6勝目を飾った。

 巨人の原監督は今季の交流戦について「自然体で戦おう」と胸中を語った。昨年の交流戦前のリーグ順位は首位の広島に4.5ゲーム差の3位。指揮官は「優勝を目指したい」との宣言通り、16勝8敗の好成績で交流戦の頂点に立つと、そのままリーグ優勝も果たした。

 前年の優勝宣言について「状態の悪いチームを鼓舞するためだった」と振り返る。今季はDeNAに2ゲーム差の2位。「腰を据えて(各試合を)制していく。大きなことは言わない」とうなずいた。

 パの強力打線に対して、12球団トップのチーム防御率2.57の投手陣で挑む。「うちの先発陣には存在感がある」と自信を示す。この日は、自ら交流戦の打線のキーマンに指名した坂本と長野がそろって2ランを放つ活躍。予言の的中した指揮官の笑顔が弾けた。(SANKEI EXPRESS

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