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【サッカー】きょうイタリア戦 「貪欲にゴール狙う」

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【サッカー】きょうイタリア戦 「貪欲にゴール狙う」

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イタリア戦に向け、調整する(左から)阪口夢穂(みずほ)、澤穂希(ほまれ)、大儀見優季(おおぎみ・ゆうき)、熊谷紗希(さき)=2015年5月27日、長野県長野市・南長野運動公園総合競技場(共同)  サッカー女子の日本代表「なでしこジャパン」は28日、南長野運動公園総合球技場でイタリア代表との国際親善試合に臨む。2連覇が懸かる女子ワールドカップ(W杯)カナダ大会に向けた最後の実戦に備え、27日は試合会場で公式練習と記者会見を行い、佐々木監督は「貪欲にボールを動かし、ゴールを狙う。守備の部分も忘れずに積み重ねたい」と意気込んだ。

 公開された冒頭15分の練習では、宮間(岡山湯郷(ゆのごう))や澤(INAC神戸)らがボール回しでピッチの感触を確かめた。

 国際サッカー連盟(FIFA)世界ランキングで日本は4位、イタリアは13位。過去の対戦成績は日本の7戦全敗で、2008年の佐々木監督就任後では初対戦。

 イタリア戦は国内合宿の総仕上げとして、確かな手応えが欲しい一戦となる。女子W杯出場を逃した相手から勝利は必須。日本のエース、大儀見(おおぎみ、ウォルフスブルク)は「(24日の)ニュージーランド戦を最低ラインとし、上積みを求めていく」と狙いを口にした。

 ニュージーランド戦は守備を重点的に練習して臨み、前線からのプレスに一定の収穫を得た。特に前半は2トップと中盤の澤(INAC神戸)らが連動してボールを奪い、相手を押し込んだ。一方、課題として残ったのは攻撃の組み立て。味方同士の呼吸が合わず、得点はCKからの1点にとどまった。

 流れの中からゴールを狙う上で、軸となるのはサイド攻撃だろう。左MFに戻った司令塔の宮間(岡山湯郷)は、サイドバックの攻め上がりを生かしながら相手守備をどう崩すか。右サイドはスピードのある選手がそろい、積極的に敵陣のスペースを突きたい。(SANKEI EXPRESS

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