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【MLB】Aロッド、3000安打 ホームランで飾る 「幸せだよ」
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一回、右越えに本塁打を放ち、通算3000安打を達成したヤンキースのアレックス・ロドリゲス=2015年6月19日、米ニューヨーク(共同) 米大リーグ、ヤンキースのロドリゲスが19日、ニューヨークで行われたタイガース戦で一回にソロ本塁打を放ち、史上29人目の通算3000安打に到達した。
昨季は薬物規定違反で全試合出場停止。開幕当初は本拠地でもブーイングを受けていた。だが達成の瞬間、ヤンキースタジアムに大歓声が起こる。39歳は「感動的だ。『おかえり』と言われているような気持ちになった。幸せだよ」と言葉に実感を込めた。
大台にあと1本としてこの日の一戦に臨んだ。かつてはふてぶてしさすら感じさせた強打者に似合わず「前夜は午前3時まで眠れなかった」と明かす。打席では集中していた。「打てる球を待っていた」とメジャー屈指の右腕バーランダーが投じた初球の速球を捉え、右翼席へ。笑顔でダイヤモンドを一周し、田中ら同僚と抱き合った。
華々しい活躍には常に薬物が影を落とす。成績では文句なしの米国野球殿堂入りでも、疑問符を付けられている。汚名返上へ真摯(しんし)な姿勢を貫くロドリゲスは、周囲への感謝を口にし「正直、1年前はこんな日が来るとは考えられなかった」と祝福された一夜をかみしめていた。
一方、薬物規定違反の過去がある強打者の大台到達を手放しで称賛する米メディアはほとんどなかった。
スポーツ専門局ESPNのマシューズ記者は、筋肉増強効果のある薬物使用をロドリゲス自身が認めた2001年シーズンからの記録に懐疑的で「クリーンな体で安定した成績を出し続けられたのか。2000本以上の安打には疑問符が付く」とし「将来、野球殿堂入りの投票対象になっても入れない」と断言した。(共同/SANKEI EXPRESS)