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【Jリーグ】FC東京・武藤「惜別」アシスト 浦和は無敗で締める
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国内ラストゲームとなったFC東京・武藤嘉紀(よしのり、中央)=2015年6月27日、東京都調布市・味の素スタジアム(山田俊介撮影) 明治安田J1第1ステージは27日、最終節の9試合を行い、すでに第1ステージ優勝を決めている浦和はホームで新潟と対戦し、5-2で勝利、史上初となる無敗での優勝を達成した。
ドイツ1部マインツに移籍するFW武藤嘉紀(よしのり、22)が、FC東京での最後の試合に先発出場。後半15分に、FW前田のゴールをアシスト、チームは3-2で清水を下し、武藤は有終の美を飾った。
スタジアムを埋め尽くした約4万人の目がFC東京の武藤に注がれた。「最後のプレー」をファンの目に焼きつけようと、縦横無尽にピッチを駆け回った。
ドイツ1部リーグ・マインツ移籍前の国内最終戦は異様な盛り上がりを見せた。入場チケットは事前完売。選手がピッチに入場する際には、観客席に「14MUTO」の人文字も浮かび上がった。
武藤はラストゲームでも輝きを放った。後半15分、ゴール前でボールをキープすると前田へラストパス。前田が落ち着いて得点を決め、チームメートと輪になって喜びを分かち合った。
FC東京入団後、一気に階段を駆け上がってきた。2014年4月のC大阪戦でJリーグ初ゴールを決めると14年9月にA代表デビュー。今季も第1ステージだけで2桁得点を挙げ、チームを上位に押し上げた。
ファンからの大声援には、チームに貢献を続けた22歳への感謝の気持ちが込められている。「みんなが背中を押してくれて東京から出ていく。(マインツで)中途半端な結果は出せない」
いばらの道が待ち受けている海外挑戦を前に、この日ばかりは慣れ親しんだピッチを舞台に最大限、楽しんでいるかのようだった。(浜田慎太郎/SANKEI EXPRESS)