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【南米サッカー】悲運メッシ…またもフル代表戴冠ならず コパ・アメリカ 地元チリ初優勝

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【南米サッカー】悲運メッシ…またもフル代表戴冠ならず コパ・アメリカ 地元チリ初優勝

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アルゼンチンにとって22年ぶり15回目のコパ・アメリカ優勝を期したものの準優勝に終わり、がっくりと優勝トロフィーの前を過ぎゆくリオネル・メッシ。この直後、準優勝メダルも外した=2015年6月4日、チリ・首都サンティアゴ(AP)  サッカーのコパ・アメリカ(南米選手権)は4日(日本時間5日)、チリのサンティアゴで決勝が行われ、延長戦を終えて0-0で迎えたPK戦を地元チリが4-1で制し、昨年のワールドカップ(W杯)準優勝のアルゼンチンを退けて初優勝した。アルゼンチンのエース、リオネル・メッシ(28)は、またもフル代表での初タイトルを逃した。

 膝抱え座り込み

 よほど悔しかったのだろう。表彰式でメッシは、首にかけられた準優勝のメダルをすぐに外した。昨年のW杯でファンが見たのと同じ光景だった。

 所属クラブのバルセロナでは数々のタイトルをほしいままにしているメッシ。昨季も2度目の3冠を達成するなど、バルサでは計24のタイトルを獲得している。世代別の代表でも2005年の世界ユース選手権(U-20)、08年の北京五輪(U-23)で優勝しているが、どうしてもフル代表では優勝できない。

 「今度こそ決勝で勝ちたい」と語っていたメッシにとって、今回は絶好のチャンスだった。99年の歴史があり、今回が44回目の南米選手権で、アルゼンチンはチリと過去24戦して18勝6分け。完全アウェーでの戦いとはいえ、勝利を疑わなかったに違いない。

 試合はともに好機をつくったが決定力を欠いた。PK戦で先蹴りのチリは4人目まで全員が決めたのに対し、アルゼンチンは1人目のメッシが決めた後の2人が失敗した。敗戦(PK戦は記録上は引き分け)が決まると、メッシは呆然(ぼうぜん)とした表情で膝を抱えてピッチに座り込んだ。

 「拷問に等しい」同僚代弁

 代表ではいつも周りの選手と波長が合わないメッシ。今大会の6試合でも、グループリーグ初戦のパラグアイ戦でPKによる1点を決めただけだったが、イメージチェンジを図り、ゲームメークでは貢献した。決勝トーナメント準決勝のパラグアイ戦(6-1)では、5得点に絡む活躍だった。

 メッシは試合後、固く口を閉ざした。バルサでも代表でもチームメートのハビエル・マスケラーノ(31)は「また運に見放された。説明する言葉なんて見つからない。この負けは拷問に等しく、レオ(メッシ)も同じだろう」と代弁した。テレビ観戦したバルサの同僚、ジェラール・ピケ(28)=スペイン代表=は自身のツイッターを通じて「レオ、今日は勝てなかったけど君は神だ」とメッシを励ました。

 フル代表としてタイトルを獲得し、メッシが満面の笑顔を浮かべる日は来るのだろうか。(SANKEI EXPRESS

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