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【プロ野球】トラ一丸 狩野、執念の勝ち越し打
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八回、勝ち越し適時打を放つ狩野(かのう)恵輔(右)=2015年7月12日、東京都文京区・東京ドーム(春名中撮影) プロ野球は12日、セ・パ両リーグで計6試合が行われ、2位阪神は首位巨人との激しい攻防戦の末、4-2で競り勝った。1-1の八回1死満塁から代打、狩野(かのう)恵輔(32)の中前打で勝ち越し。続く代打、新井良太(31)の左前打と鳥谷敬(34)の左犠飛で加点。安藤優也(37)が六回から2番手で登板して2勝目。巨人はスコット・マシソン(31)が崩れ、連勝が5で止まった。
3連敗だけは許されない。その思いが終盤にようやく結実した。阪神は同点の八回に4長短打を集めて3点を勝ち越した。首位巨人との3連戦の最後に一矢を報い、和田豊監督(52)は「きょうはどうしても落とせなかった。よく頑張ってくれた」とねぎらいの言葉を並べた。
一丸となってもぎとった得点だった。1死からマット・マートン(33)が右中間へ二塁打して出塁し、今成亮太(27)も安打でつなぐ。上本(うえもと)博紀(29)の死球で満塁となって代打狩野。ボール球を続けて空振りし、簡単に追い込まれたが、3球目の外角低めに沈むスライダーに必死に食らいついた。
ふわりと上がった打球は中前に落ちる。バットを折られながらの執念の一打に「自分らしいヒットだった」と笑った。続けて代打に起用された新井も154キロを詰まりながら左前へ適時打。さらに鳥谷の犠飛で1点を加えた。
この3連戦で初めて打線がつながり、和田監督は「控えを含め、全員で戦う姿勢だった」と強調した。負ければ巨人の独走を許しかねない一戦で、なんとか踏みとどまった。(SANKEI EXPRESS)