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【プロ野球】黒田貫禄、2回無失点 「投げられてよかった」
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一回2死一塁で全パの4番・中田翔を空振り三振に仕留めた全セの先発・黒田博樹=2015年7月18日、広島県広島市南区・マツダスタジアム(共同) プロ野球のマツダオールスターゲーム2015は18日、マツダスタジアムで第2戦を行い、全セは黒田博樹(広島)、全パは吉川光夫(日本ハム)が先発。試合は第1戦(セ8-6パ)に続き全セが8-3で勝ち、通算成績を77勝80敗10分けとした。
地元の大歓声と大きな拍手を浴びながら、広島の黒田が先発マウンドへ上がった。右足首、右肩の痛みを抱えながらの登板。最速は147キロも、球威と変化球の精度はいつものようにはいかなかった。
一回は1死からクルーズ(ロッテ)に左前打を許す。柳田(やなぎた、ソフトバンク)、中田(日本ハム)と球界を代表する強打者には空振り三振に仕留めたが、二回は1死満塁のピンチを迎えた。だが、落ち着き払ったマウンドさばきはさすがだった。最後は粘りの投球で炭谷(すみたに、西武)を併殺打に抑え、2回を無失点。「ある程度苦しんだが投げられてよかった」と安堵の表情を見せた。
2007年以来、8年ぶり5度目の球宴は、投手では最年長でのファン選出だった。「不思議な感じ」と戸惑いもあったようだが、前日は東京ドームのグラウンドで21歳の藤浪(阪神)とも談笑するなど、球宴の雰囲気を楽しんでいた。
ただ、投げるからには準備は怠らない。前日にはブルペンでの投球を行い「零点に抑えたい」と調整に余念はなかった。
「楽しいと思ったことがない」と毎試合、野球人生をかけてマウンドへ向かう男は、満員のファンにまた新たな記憶を焼き付けた。(SANKEI EXPRESS)