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【ラグビー】W杯へ不安 日本、逆転負け4位
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トンガ戦の前半、タックルを受ける日本代表の主将、リーチ・マイケル(中央)。奥は伊藤鐘史(しょうじ)=2015年8月3日、カナダ・ブリティッシュコロンビア州バーナビー(共同) ラグビーのパシフィック・ネーションズカップ(PNC)は3日、カナダのバーナビーで順位決定戦が行われ、日本は3位決定戦でトンガに20-31で敗れて4位だった。日本は反則とミスが目立ち、前半を11-16で折り返した。後半に2PGで勝ち越したが、2トライを許して逆転された。
決勝はフィジーが39-29でサモアを破って優勝した。
不安が募る最終戦だった。本領発揮を狙った速いテンポの攻撃がトンガのパワーに寸断され、日本は戦い方を見失った。フランカーのリーチ主将は「接点で攻撃を遅らせれば、日本は何もできないと分析されるはず。そうならないようにしないといけない」と、9月に開幕するワールドカップ(W杯)イングランド大会に向け、課題の大きさを実感した。
ボール争奪戦をスムーズにこなすことができなければ、パス主体の攻めは実現しない。小さな日本が大きな相手に勝つ生命線だが、この日は球出しが遅れ、反則も取られた。ロック伊藤は「密集にもっと人を割くように早く修正すべきだった」と悔やんだ。
よりどころを失い、迷いも生じた。相手の反則でプレーを選択する際、PGで着実に得点を重ねたい考えとトライを狙いたい思惑が交錯した。「難しい判断。リズムをつくれなかった」とリーチ。
米国、フィジー戦の惜敗で浮き彫りとなった決定力不足も解消できず、トライは1つだけ。「本当に強いチームは接戦で勝ち切る。少しの差だが、意識を変えないといけない」とSO小野は力を込める。20年以上勝利から見放されたW杯を前に、多くの宿題が残った。(共同/SANKEI EXPRESS)