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シリーズの一部に 体張ってのめり込む レベッカ・ファーガソン 映画「ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション」
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映画の舞台となったウィーンでワールドプレミアに出席したレベッカ・ファーガソン=2015年7月23日、オーストリア・首都ウィーン(AP) トム・クルーズ(53)主演の大人気シリーズ第5作「ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション」(クリストファー・マッカリー監督)で、強靱(きょうじん)な肉体を持つ“謎の”ヒロインに抜擢(ばってき)されたのが、スウェーデンのレベッカ・ファーガソン(31)だ。シリーズへの出演は長年抱いてきた夢だったそうで、先月ウィーンで開催されたワールドプレミアでも、現地報道陣の取材に「私自身がシリーズの大ファン。家でも『ミッション:インポッシブル』のせりふを言って幼い息子と遊んでいます。例えばカウントダウン。『歯ブラシの準備完了、5、4、3、2、1』とかね。私がこの歴史あるシリーズの一部になれるなんて、うれしくて言葉になりませんし、本当に夢のようです。撮影では体を張ってのめり込みました」と興奮気味に語った。
《米極秘諜報機関「IMF」のリーダーでエージェント、イーサン・ハント(クルーズ)は、謎の無国籍スパイ組織「シンジケート」の実態を暴こうと精力を注いでいたが、とあるレコード店で何者かが仕掛けた催涙ガス攻撃に遭い、身柄を拘束されてしまう。後ろ手に拘束された状態で目覚めると、目の前には謎の女、イルサ・ファウスト(ファーガソン)と、3年前に死亡したはずのスパイが。ハントへの拷問が始まろうとしたまさにその時、突然思わず目を見張るような見事な技で一緒にいた仲間や手下たちを蹴散らしたファウストにより、ハントは脱出を遂げる。いったんは自由の身となったハントだったが、ほどなく「IMF解体」を切れ者分析官、ウィリアム・ブラント(ジェレミー・レナー)から知らされ、自らは「国際指名手配犯」として追われる身となっていた…》
「実はアクション映画は初体験」と打ち明けたファーガソンは、世界的大スターがわが子のように愛するこの危険なシリーズ作品への出演オファーを受け、できる限りの準備を尽くして撮影に臨んだ。撮影開始までの約1カ月半は、英国で週に6日間ジムに通い、体づくりのほか、ピラティス、マーシャルアーツなどのプログラムを1日に6時間みっちりとこなした。撮影に入ってからも、さまざまな角度から検証して補充するべきトレーニングに試行錯誤を続け、わずか2分間のアクション・シークエンスを完成させるために、何カ月間もの練習を要したこともあったという。
中でも、水中で息を止める訓練と、高所への恐怖心を克服する訓練は印象深いものとなった。「ナイトロックス(酸素を多く含んだ空気)を使って6分間も息を止めたり、ナイトロックスなしでも4分半ぐらい息を止める方法を学びました。(急降下する乗り物の)フリーフォールで高さ36メートルから落ちる練習もありましたね。以前の私は、エレベーターでさえもなるべくなら乗りたくなかったし、わずか2メートルの高さからジャンプすることだって無理でした。自分には無理だと判断した場合に備え、スタントマンが控えてはいましたが、トムはすべてのスタントを自分でこなすわけです。だから私も『人生は一度きり。今、やるしかない』と自分に言い聞かせ、挑戦しました」
こんな壮絶な努力の積み重ねにより生み出された見せ場の一つが、ハントとファウストがダムに飛び込んで水中金庫に保管された機密データを盗み出すシーンだ。「動きを一つ教わったら、それを体が覚えていく。私は何度も何度も繰り返したいと思えてきました。それまでの自分は新しいことを学ぶのが怖いと感じていたのかもしれません。こんな体験こそがミッション:インポッシブルの醍醐味(だいごみ)。クルーズが飛行機の上に立つのも、きっと同じ感覚なのでしょうね」
2日には、11度目の来日を果たしたクルーズが東京都内のホテルで記者会見で、軍用機のドアにへばりついたまま大空を“遊泳”するという本作冒頭の目玉シーンはマッカリー監督のアイデアだったことを明かした。撮影は、クルーズの信条であるノースタントで行われ、地上約1500メートルを時速400キロ超で飛行しながら行われたという。
「高度が1000フィート(約300メートル)上がるごとに、気温は3度ずつ下がっていくので、ものすごい寒さでした。さらに、エンジンから放出される排気ガスがまともに顔にかかって本当に苦しかった。僕は自分で飛行機も操縦するから、その大変さはよく理解できているつもりでした。飛行中は鳥がぶつかっただけでも大変なことになりますしね。しかし、今回はそんな状況で演技もしなければなりませんでした。やっぱりやるんじゃなかったかな…」。見ているだけで身が縮むような命がけのアクションシーンを、クルーズはジョークを交えながら楽しげに振り返ってみせた。8月7日、全国公開。(高橋天地(たかくに)/ SANKEI EXPRESS)
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