「新たな手」で取り戻す触覚 米チーム、ロボット義手の開発成功
更新男性は目隠しと耳栓をしたまま、この義手で触ったものの堅さや柔らかさのほか、四角いか丸いかといった形もほぼ100%識別できた。
また、今年1月、オーストリアの研究者が、右足を切断した男性のために、足の断面の神経に6つのセンサーをつなぐことで、実際の足の感覚を再現できる義足を開発した。この義足を使うことで、切断されてあるはずがない足や腕に痛みを感じる「幻肢痛(げんしつう)」も消えるという。
サンチェス氏は今回の成果について「(手の)感覚をつかさどる配線を、義手から脳に直接つなぐことで、シームレスなバイオテクノロジーによる、自然に近い機能回復が実現できる可能性を示している」と胸を張る。義手や義足が本物の手足のように機能する日は、そう遠くなさそうだ。(SANKEI EXPRESS)
