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伝統の中に吹く新しい「沖縄風」 ネーネーズ、大島保克

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伝統の中に吹く新しい「沖縄風」 ネーネーズ、大島保克

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 プロデュースは初代から関わっている沖縄音楽界の重鎮、知名定男(ちな・さだお)が担当。しっかりとした民謡の基礎を持ちながらも、ロックやレゲエなどを取り入れた新鮮なオキナワン・ポップスに仕立て上げた手腕は見事だ。

 聴きやすい正統派

 もう一つは、すでにベテランの域に入った大島保克の新作も紹介したい。石垣島出身の歌手兼三線弾きであるが、オリジナル楽曲も数多い。また、ジャズピアニストのジェフリー・キーザーとのデュオ作品を発表したり、UAや坂田明をゲストに迎えて共演するなど、ジャンルを超えた活動も目立つ。そんな彼が作り上げたアルバム「越路 Kuitsui~八重山二揚集~」は、オーソドックスな八重山民謡集だ。

 1曲を除いてオリジナル曲は封印。三線と太鼓、そして歌声だけで、伝統の世界に真っ正面から向き合っている。あくまでも正統派の民謡集だが、どこか風通しのいい聴きやすさは、大島の持ち味といってもいいだろう。民謡入門にも最適な、トラディショナルな作品だ。(音楽&旅ライター 栗本斉(ひとし)/SANKEI EXPRESS)

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  • アルバム「reborn」(ネーネーズ、3000円+税)。発売中(提供写真)
  • 音楽&旅ライター、栗本斉(ひとし)さん(提供写真)
  • 常に挑戦を繰り返してきた大島保克(やすかつ)は、原点に返って民謡集を発表(提供写真)
  • アルバム「越路_Kuitsui~八重山二揚集~」(大島保克、2800円+税)。発売中(提供写真)

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