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世界子どもの日 痩せた姿 課題が浮き彫りに

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世界子どもの日 痩せた姿 課題が浮き彫りに

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 弱った男の子を気に留めるでもなく淡々と話す彼女の様子から、私にとってのこの「非常事態」が、ここでは決して特別ではないということが分かった。とても悲しかった。

 滞在中、その家に足を運ぶ度に、近所の人から次々と情報が加えられた。母親は離婚して子供たちと移り住んできたこと、例の男の子は栄養失調だが食べ物を買うお金がないこと、6歳の長男は経済的な理由から学校に行っていないこと、など。

 教育、栄養不良、女性の立場の弱さ、児童労働、貧困、社会保障の脆弱(ぜいじゃく)性。これだけの課題が浮き彫りになった。静かな憤りを感じるとともに、「果たして自分が何かをすることで変わるだろうか」と途方に暮れた。

 ≪生きる希望 世界で等しく持てるよう手助け≫

 育児休業する前、私は緊急人道支援と呼ばれる自然災害や人道危機にある子供たちを対象に支援活動を行っていた。緊急人道支援では、外部からの力を集約し迅速に事態を改善させるが、今携わっている開発援助という支援は、変化が遅々として見えにくい。人々の考え方や習慣が変わるのには時間がかかるためだ。

このニュースのフォト

  • 水汲みに集まった子供たち。奥の大きなタンクに雨水を溜めている=2015年9月2日、コンゴ民主共和国(ワールド・ビジョン・ジャパン撮影)
  • 広いキャベツ畑。現金収入を得られるよう、栽培方法等をレクチャーしている=2015年9月2日、コンゴ民主共和国(ワールド・ビジョン・ジャパン撮影)
  • 広いキャベツ畑。現金収入を得られるよう、栽培方法等をレクチャーしている=2014年9月11日、コンゴ民主共和国(ワールド・ビジョン・ジャパン撮影)
  • 2014年に初めて事業地を訪問した際、披露した歓迎の踊り=2014年9月11日、コンゴ民主共和国(ワールド・ビジョン・ジャパン撮影)
  • ワールド・ビジョン・ジャパンの加藤奈保美(なおみ)さん(中央)=2015年9月4日、コンゴ民主共和国(ワールド・ビジョン・ジャパン撮影)
  • ワールド・ビジョン・ジャパン(WVJ)__キリスト教精神に基づいて開発援助、緊急人道支援、アドボカシー(市民社会や政府への働きかけ)を行う国際NGO。子供たちとその家族、そして彼らが暮らす地域社会とともに、貧困と不公正を克服する活動を行っている。http://www.worldvision.jp/

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