クリスマスビール 待望の解禁 デンマーク
更新しかし、1981年には大手ビール会社「カールスバーグ」が「ツボルグ」ブランドで、クリスマスビールのPR映画を製作して全国に広め、イースタービールをしのぐ勢いで社会に定着していった。
一般的にクリスマスビールは、甘くて濃厚な味わいで、度数は5~7%と高め。醸造会社によって特色を出しており、シナモン、トウモロコシ、デンマーク人が大好きなリコリス(スペインカンゾウ)などのエキスが入っているものもある。
11月の第1金曜日
ツボルグは1990年に、自社のクリスマスビールの解禁日を「Jul」の頭文字から「J-day」と称し、11月の第2水曜日23時59分と設定した。しかし、解禁直後に飲み過ぎて翌日の学校の授業に出てこない学生が続出。そのため学校側はツボルグに変更を要請し、1999年に解禁日は第1金曜日の20時59分に変更された。
解禁される20時59分から21時59分までの1時間、ツボルグのクリスマスビールが飲み放題というサービスが全国のパブやレストランで行われており、左党にクリスマスシーズンの到来を知らせるイベントとなっている。




