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クリスマスビール 待望の解禁 デンマーク

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クリスマスビール 待望の解禁 デンマーク

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 ソリの鈴の音が鳴る

 ということで、筆者も11月6日の解禁日にクリスマスを感じに居住地であるボーゲンセのパブに行ってみた。

 20時59分の解禁前からパブには、その瞬間を待ちわびる客が店内にひしめき合う。時刻になると店内に流れていた音楽が「ジングルベル」に変わった。それを合図に、客はプラスチックコップに注がれたビールをカウンターから次々と受け取り、シーズン最初の甘露を胃に流しこんで目をうっとりさせていた。

 筆者も負けじと一杯。ほのかな甘みを帯びた濃厚な味わい。口に含んだ瞬間、ソリの鈴の音が頭の中に鳴り始めた。(国民高等学校「日欧文化交流学院」(デンマーク名=ノアフュンス・フォルケホイスコーレ)学院長 銭本隆行、写真も/SANKEI EXPRESS

 ■クリスマス料理 デンマークでは、ローストポーク、ローストダック、甘く味付けしたジャガイモ、ライスプディングなどが典型的なクリスマス料理。焼かれた肉から滴り落ちた脂をソースに使うなどこってりしたものが多く、味負けしない濃厚なクリスマスビールは相性がいい。

このニュースのフォト

  • プラスチックコップに注がれたツボルグのクリスマスビール。口に含むとほのかな甘みが広がる=2015年11月6日、デンマーク・ボーゲンセ(銭本隆行さん撮影)
  • 店員はビールを注ぐのに大忙し。中にはクリスマス向けの服装をした客も=2015年11月6日、デンマーク・ボーゲンセ(銭本隆行さん撮影)
  • デンマークでは大小すべてのビール会社がクリスマスビールを出しており、この時期には数え切れないほどの異なった味が楽しめる=2015年11月7日、デンマーク・ボーゲンセ(銭本隆行さん撮影)
  • デンマーク・ボーゲンセ

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