クリスマスビール 待望の解禁 デンマーク
更新ソリの鈴の音が鳴る
ということで、筆者も11月6日の解禁日にクリスマスを感じに居住地であるボーゲンセのパブに行ってみた。
20時59分の解禁前からパブには、その瞬間を待ちわびる客が店内にひしめき合う。時刻になると店内に流れていた音楽が「ジングルベル」に変わった。それを合図に、客はプラスチックコップに注がれたビールをカウンターから次々と受け取り、シーズン最初の甘露を胃に流しこんで目をうっとりさせていた。
筆者も負けじと一杯。ほのかな甘みを帯びた濃厚な味わい。口に含んだ瞬間、ソリの鈴の音が頭の中に鳴り始めた。(国民高等学校「日欧文化交流学院」(デンマーク名=ノアフュンス・フォルケホイスコーレ)学院長 銭本隆行、写真も/SANKEI EXPRESS)




