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【Message from the Ocean】(12)豪・パース お気楽な「男やもめ」のアシカたち

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【Message from the Ocean】(12)豪・パース お気楽な「男やもめ」のアシカたち

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 ここ数年、問題視されているのは、このカナック島に週末訪れるボートの数の多さや、アシカが休む砂浜に多くの観光客が上陸してしまい、アシカのコロニーを侵害していることだ。このビーチには、アジサシの営巣地もあって、そこには立ち入らないように、シーズンになるとくいを打って、対応している。

 自分たちはというと、島に上陸できないので、船から、アシカたちの寝ているビーチの波打ち際まで泳いでいって、ひたすらアシカたちが海に入ってくるのを待つスタイル。

 狙い目は、午前中だ。親離れしたばかりの若い雄のアシカたちが、僕らを見つけて一目散に海に駆け込んでくる様子は、ゴールデンレトリバーみたいにかわいらしい。中には、海に入ってもうたた寝気分が抜けずに漂っているアシカもいて、ついついいたずらしてみたくなることもあった。とにかくこんなにアシカに近づき、仲良くなれる海は他に見当たらない。(写真・文:海洋フォトジャーナリスト 越智隆治(おち・たかじ)/SANKEI EXPRESS

このニュースのフォト

  • 海草によりかかって思わずうたた寝するアシカ。まったく無防備なそのかわいらしい姿には思わず笑みがこぼれる=2010年2月8日、オーストラリア・カナック島(越智隆治さん撮影)
  • 陸で戯れるオスのアシカ=2011年2月25日、オーストラリア・カナック島(越智隆治さん撮影)
  • すっかり慣れて、僕らを見つけては一目散にやってくるようになったアシカ。フィンを甘がみするなどしてまるでペットの犬のように戯れた=2015年2月26日、オーストラリア・カナック島(越智隆治さん撮影)
  • アシカと泳ぐことのできるカナック島の海。2人の息子は最初は自分よりも大きなアシカに尻込みしていたが、アッという間に仲良くなって「アシカ三昧の日々」を過ごした=2015年2月26日、オーストラリア・カナック島(越智隆治さん撮影)
  • アシカは2人の息子の姿に気付くと、ボートに寄ってくるようになった=2015年2月25日、オーストラリア・カナック島(越智隆治さん撮影)
  • オーストラリア・西オーストラリア州カナック島
  • フリーの海洋フォトジャーナリスト、越智隆治(おち・たかじ)さん(本人提供)

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