身元不明、自治体46%のみHP公開 個人情報が壁 認知症など本人合意困難
更新個人情報の取り扱いをめぐっては、災害時の安否不明者の公表でも対応が分かれている。広島市で2014年8月に発生した土砂災害では、市が5日後に公表した。一方、同年9月の御嶽山(おんたけさん)噴火で、長野県は一部の家族の意向を受け、不明者の氏名を出さなかった。
個人情報保護に詳しい京都産業大法務研究科の安冨潔客員教授(刑事法)は「現状では個人情報保護条例の内容や解釈で、都道府県の対応は分かれてしまっている」と指摘。「厚生労働省は自治体任せにせず、公開情報の統一基準を設けた上で、家族が行方不明者を見つけられるようにHPの知名度も上げる必要がある」と話している。(SANKEI EXPRESS)
