【東日本大震災5年】死亡届出せない 行方不明いつまで
更新≪「阪神」より影響長期化≫
東日本大震災は、阪神大震災(1995年)のデータと比較すると、人的被害の大きさと影響の長期化が際立つ。震災関連死を含む死者・行方不明者の数は阪神の3倍を超す。5年でプレハブ仮設住宅の入居者がいなくなった阪神に対し、岩手、宮城、福島3県では今なお5万7677人が暮らす。
広範囲にわたる津波被害などで、東日本大震災の犠牲者は2万1000人を超えた。避難生活で体調を崩すなどした震災関連死は3410人と、阪神大震災の919人を大きく上回る。
被害規模が大きい上、平地が少なく宅地確保が思うように進まず、東日本大震災の住宅再建は遅れている。災害公営住宅は、阪神大震災では5年間で2万5421戸整備されたが、岩手、宮城、福島3県での完成は1万4042戸にとどまっている。
3県の人口は11年3月から約3.2%減少。特に東京電力福島第1原発事故の影響が残る福島県は5.7%減だった。
被害総額は阪神大震災が約9兆6000億円。東日本大震災は約16兆9000億円に上った。(SANKEI EXPRESS)
