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中国が驚愕した日米韓の対北・海上共同訓練 北牽制の裏で練られた対中「窒息作戦」とは

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中国が驚愕した日米韓の対北・海上共同訓練 北牽制の裏で練られた対中「窒息作戦」とは

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 《海洋の自由を守り、一方的な領土併合を防ぐ戦略は米国の核心的利益だ。台湾は地理的に沖縄やグアムに比べ、中国や中国が軍事聖域化を押し進める南シナ海に近い。従って、米軍の迅速な戦闘配置を柔軟に後押しする。台湾との軍事協力深化は重要なステップなのだ》

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 トランプ政権は現在、暴走を止めぬ北朝鮮への説得を中国にかなり強く要求しているが、成果が上がらなければ、米中関係は悪化を含め変質しよう。東アジアや南シナ海情勢の不穏・不透明な安全保障環境を考えれば、太平洋&東シナ海と南シナ海を結ぶ「大洋の十字路」に位置する台湾は世界最大の要衝の一つで、わが国の貿易=経済の命運を握る「生命線」だ。日本列島~沖縄~台湾を結ぶ「海上の長城」上に、自衛隊や米軍に加え台湾軍が防衛線を敷けば、中国の軍事的冒険をかなり封じ込められる抑止力となる。フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領の対中・対米姿勢は不安定で、米軍のフィリピンにおけるプレゼンスも定まらない情勢では尚のことだ。

 ところが、米軍の台湾駐留には1972年の《上海コミュニケ》が障害になる。コミュニケで米国は中国側に「一つの中国」「台湾からの全武力・軍事施設の最終的撤去に向け、これらを漸減していく」などを約した。

このニュースのフォト

  • 沖縄県・与那国島沖の接続水域を航行する中国海軍のフリゲート艦2隻=2013年5月7日(防衛省統合幕僚監部提供)
  • 公開された台湾の海軍陸戦隊による海浜上陸演習=2013年8月27日、台湾南部・高雄(吉村剛史撮影)
  • 硫黄島(東京都)での米空母ジョージ・ワシントン艦載機FA18による陸上離着陸訓練=2011年6月7日(古厩正樹撮影)
  • 沖縄県東方空域で自衛隊と米軍が実施した共同訓練。先頭が空自のF15戦闘機、後方2機が米海軍のFA18戦闘攻撃機=4月28日(航空自衛隊提供)
  • 沖縄県東方で実施された自衛隊と米軍の共同訓練。艦艇は先頭が米海軍の原子力空母カール・ビンソン、手前右が海自の護衛艦あしがら、手前左が護衛艦さみだれ。航空機は先頭が空自のF15戦闘機、後方2機が米海軍のFA18戦闘攻撃機=4月28日(航空自衛隊提供)
  • 領空侵犯を防ぐためのスクランブル訓練行う航空自衛隊=4月14日、北海道・航空自衛隊千歳基地(杉浦美香撮影)
  • 沖縄本島と宮古島の間を通過した中国海軍のルーヤンII級ミサイル駆逐艦=3月2日(防衛省提供)

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