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ファミリーマート、マニラに40店展開へ ほぼ1週間に1店のペース

ニュースカテゴリ:政策・市況の海外情勢

ファミリーマート、マニラに40店展開へ ほぼ1週間に1店のペース

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 中所得層の増加とともに消費が活発化するフィリピンで、コンビニエンスストア市場の競争が激化しそうだ。

 今年4月、同国のマニラ首都圏に1号店をオープンしたファミリーマートは、年内に同地域で40店を展開する意向を表明した。現地紙インクワイアラーなどが報じた。

 ほぼ1週間に1店の出店とハイペースだが、同国のファミリーマート事業に出資している地場大手小売りグループのラスタン・グループの幹部は「フィリピンは経済成長が続き、コンビニサービスの需要は拡大している」と強気の見解を示す。

 同幹部によると、年内に開店する店舗は日本のファミリーマート、伊藤忠商事と地場企業による合弁会社の直営方式となる見通し。

 来年以降は出店数の60%を同合弁会社の直営方式、40%をフランチャイズ方式で店舗網の拡大を継続し、5年以内に300店体制を目指す。

 現在、フィリピン国内にはセブン-イレブンが約700店、ミニストップが約300店を展開している。

 ファミリーマートは基本的に先行2社と商品の価格帯を合わせつつ、2社にはない高価格帯の商品も販売することで差別化を図るとしている。(シンガポール支局)

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