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韓国ハングルの世界化? 自慢広がりすぎて…いささか興ざめ

ニュースカテゴリ:政策・市況の海外情勢

韓国ハングルの世界化? 自慢広がりすぎて…いささか興ざめ

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 韓国では今年、10月9日の「ハングルの日」が23年ぶりに公休日として復活した。この復活を知らなかった国民も結構いて、ボーナスをもらったような気分で前夜の夜の街は大いににぎわっていた。

 以前は1日の「国軍の日」も公休日だった。3日の紀元節にあたる「開天節」を合わせ休みが多すぎたので「ハングルの日」と「国軍の日」が公休日からはずされたのだ。

 今回、「ハングルの日」だけの復活は韓国が「武」よりも「文」の時代になったということだろうか?

 ソウルの中心、光化門広場には15世紀にハングルを創製した世宗(セジョン)大王と、16世紀に豊臣秀吉軍の侵攻と戦った李舜臣(イ・スンシン)将軍の銅像が2つドーンと建っている。

 近年は前者の方が人気が高いようで、見物人の姿も多い。ハングルが「世界に冠たる独創的な文字」として愛国心や民族主義の対象になっているからだ。

 マルと棒で構成されたハングルは表音文字だが、発音するときの口のかたちをかたどったものであり、実にわかりやすくうまくできている。確かに知恵深い文字である。

 そこで「すべての言語がハングルで表記できる」「ハングルの世界化」「韓流ハングル」…などと自慢が広がっているのだが、そこまで言われるといささか興ざめである。(黒田勝弘)

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