フォックスコン、インドネシアに10億ドル投資 新工場建設へ
更新インドネシアに台湾の通信機器大手フォックスコン・テクノロジー・グループ(富士康科技)が進出する計画の一部が明らかになった。進出地は首都ジャカルタ特別州の予定で、州当局によると、同社は今後3~5年で10億ドル(約1020億円)を投じて新工場などを建設する。現地紙ジャカルタ・ポストなどが報じた。
労働集約型から高付加価値型へ産業転換を進めるジャカルタ特別州は200万平方メートルの土地を用意するなど、同社の進出を歓迎している。
今年7月の大統領選への出馬も取り沙汰されるジョコウィ州知事は、同州の最低賃金は隣接する西ジャワ州などと比較して高くなっているものの、中国や台湾に比べれば低いと指摘。「ジャカルタには368の高校・大学がある」と述べ、高付加価値産業への人材供給能力にも自信を示した。
フォックスコンはソニーなどとも取引がある電子機器受託生産の世界最大手。同州進出に当たっては、製造工場にとどまらず、研究開発や電子機器向けのソフトウエア設計などの部署も設置する方向だ。また、新工場では主力製品の携帯電話以外にも、多様な消費者家電製品を製造するとしている。(シンガポール支局)
