桐谷流・株主優待 マル得生活のヒミツ(第1部)「お金を使わず超ラクラク人生」
更新優待の利回りだけでなく、有利子負債などもきちんとチェックしたほうがよさそうだ。
もちろん、買うタイミングとしてはなるべく安いところがいい。そのほうが優待利回りと配当利回りを合わせた「利回り」も大きくなるし、株価の上昇によるリターンも期待できるからだ。「以前はPER(株価収益率)やPBR(株価純資産倍率)など気にも留めていなかったんですが、最近は割安かどうか、理論株価の高さなどを目安にして銘柄を選んでいます。とにかく高いところで買うことは絶対に避けたいですね」
うっかり高値で買っても損切りは絶対にしない!
アベノミクス相場が始まる2012年末までは、優待+配当利回りが5~6%という銘柄がかなりあり、なかには20%以上のものも。さすがにそこまで利回りの高い銘柄は少なくなっているが、桐谷さんが推奨してくれた優待銘柄(表参照=写真8枚目)の中にはいくつかある。探せばまだまだ見つかるにちがいない。
最後に桐谷さんは、「運悪く高値で買っても、損切りは絶対にしないほうがいいです」とアドバイスしてくれた。「株価が下がっても、長い目で見れば、その利益で含み損が穴埋めできるはずです」
これぞ、桐谷流優待株投資の極意である。(ネットマネー)
