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「原発ゼロ」から転換 活用方針明記 エネルギー基本計画を閣議決定

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「原発ゼロ」から転換 活用方針明記 エネルギー基本計画を閣議決定

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 政府は11日、エネルギー政策の中長期的な指針となる「エネルギー基本計画」を閣議決定した。原発を「重要なベースロード電源」と位置づけ、再稼働の推進など原発の活用方針を明記した。安定的なエネルギー政策で日本経済を支えるという安倍晋三政権の方針を反映し、民主党政権が掲げた「原発ゼロ」政策からの転換を明確化させた。

 茂木敏充経済産業相は同日の閣議後会見で「国民生活や経済活動を支える責任あるエネルギー政策を再構築する」と強調した。

 基本計画では、原子力規制委員会が規制基準に適合すると認めれば「その判断を尊重し原発の再稼働を進める」と明記。原発依存度を「可能な限り低減させる」とした上で、電力の安定供給や温暖化対策などの観点から「確保していく規模を見極める」と新増設に含みを残した。

 再生可能エネルギーは、2013年から「3年程度、導入を最大限加速していき、その後も積極的に推進していく」と表明。

 数値目標は、政府が過去に決めた「20年に13.5%、30年に約2割」を脚注に盛り込み、これを「さらに上回る水準の導入を目指す」と記載するにとどめた。また再生エネの導入拡大に向けて新設した「再生可能エネルギー等関係閣僚会議」の初会合を同日開いた。

 高速増殖炉原型炉「もんじゅ」(福井県)は、高レベル放射性廃棄物の量を減らす「減容化」などの国際的な研究拠点と位置づけ、存続を容認。エネルギー関連の技術開発では、安全な次世代原子炉とされる「高温ガス炉」などの研究開発を進める方針だ。

 原子力や火力、再生エネなどの組み合わせを示す「ベストミックス(最適な電源構成)」は記載が見送られた。

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