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東電の火力包括提携、JXが名乗り 5社を軸に協議

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東電の火力包括提携、JXが名乗り 5社を軸に協議

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 東京電力が計画している燃料・火力部門の「包括提携」をめぐり、石油元売り最大手のJX日鉱日石エネルギーが提携先として名乗りを上げ、5月中にも具体的な提案を示すことが25日までに分かった。

 中部電力や大阪ガス、東京ガスも提携を目指すほか、関西電力も検討中。この5社を軸に東電は協議に入り、年内に提携先を絞る。

 包括提携では、燃料調達から火力発電の建設・運営までを担う新会社を提携企業と設立し、発電コスト削減を図る。東電は複数のエネルギー企業に5月末までの提案を求めていた。

 JXエネは石油のほか、液化天然ガス(LNG)の共同調達を提案するほか、石油精製で余った油を発電用に有効活用する案などを示す。関電は安価な米国産シェールガスを含むLNGの共同調達を軸に提案することを検討。

 原子力発電所の稼働が見通せない中、東電との包括提携で燃料費の圧縮を狙う。包括提携とは別に東電が実施する火力発電の入札については、中国電力・JFEスチール連合などが応札する方針だ。

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