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インドネシア、物価抑制策で消費促進

ニュースカテゴリ:政策・市況の海外情勢

インドネシア、物価抑制策で消費促進

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 インドネシアの消費者心理が上向いている。インドネシア中央銀行によると、7月の消費者信頼感指数は前月比3.5ポイント上昇の119.8となり、2012年10月(119.2)以来の高水準となった。現地紙ジャカルタ・グローブなどが報じた。

 同指数は18都市の4600世帯の調査で算出し、100を基準に上回れば楽観、下回れば悲観を示す。専門家は、政府がラマダン(断食月)に向けて物価抑制策を講じた結果、インフレ率が6月の6.7%から7月は4.5%に低減し、安心感から消費者心理が上向いたと分析した。

 一方、インドネシア中央統計局によると、同国は投資減速などが要因で、4~6月期の国内総生産(GDP)成長率が前期比で0.1ポイント低下の5.1%となり、09年7~9月期以来の低水準となった。

 そのなかで、GDP全体の56%を占める家計消費は、5.6%の伸びを示しており、インドネシア経済を支えている。

 中銀は今後の消費動向について「消費者は雇用情勢を楽観しているほか、インフラ整備が活発化し、インフレ率も低い水準が続くと見込んでいる」とし、向こう6カ月は耐久消費財などへの支出が増加するとの予想を発表した。

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