高浜原発3、4号機の運転差し止めを大津地裁が決定 稼働中の3号機の停止へ
更新双方の意見を聴く審尋で、これまでに住民側は「関電が想定した基準地震動(想定される最大の揺れ)以上の地震が起きる可能性がある」と主張。一方、関電側は基準地震動を超える地震が起こることは考えられないと反論。仮に基準地震動を超える地震が発生しても、「耐震対策を講じており、原発が危険な状態に陥ることはない」としていた。
同原発をめぐっては、再稼働前の昨年4月、福井地裁で再稼働を認めない仮処分決定が出されたが、同12月に関電の異議が認められ、決定が取り消された。住民側は名古屋高裁金沢支部に抗告している。

