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危険水準…韓国経済“負のスパイラル”突入か 脱中国遅れ深刻な海運・造船業

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危険水準…韓国経済“負のスパイラル”突入か 脱中国遅れ深刻な海運・造船業

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 韓国の主要海運企業の業績をみると、最大手の韓進海運では15年前後に黒字に転じていた本業の収益を表す営業利益が15年10~12月期、大幅な赤字に。現代商船でも13年1~3月期を底に縮小傾向だった営業赤字が、ここにきて拡大している。

 その背景として、(1)資源取引減退による海運需要の減少(2)中国経済の減速(3)好況時に長期契約した船舶の高い賃借料(4)中国の船舶過剰生産による競争激化-などが指摘される。

 世界的に景気回復ペースが遅れる中、需要の弱含みによる船舶の余剰が想定され、大幅な持ち直しは期待できない状況だ。

 世界的な海運不況で、造船業でも14年以降、営業赤字に転落する韓国企業が現れた。

 15年の主要企業の営業利益をみると、大宇造船海洋が10~12月期に大幅な黒字を計上したのを除けば、おおむね赤字、または若干の黒字で推移。16年1月以降も世界的な船舶需要が低迷する中、新規の受注状況は数件程度にとどまっている。

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  • 韓国国会で演説する朴槿恵大統領=6月13日、ソウル(共同)

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