なぜ優秀な若手・中堅が転職するのか 実態調査で見えた会社との溝 (1/2ページ)

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 リクルートマネジメントソリューションズは、入社4年目以降の若手・中堅社員を対象に実施した「転職意向と実態調査」について発表した。調査結果からは、新卒入社後の最初の山場となる3年間を乗り切った若手・中堅社員がなぜ離職するかを読み解くヒントが浮き彫りになった。(SankeiBiz編集部)

 入社4年目以降に転職した、もしくは面接まで行ったが結局転職しなかった25~32歳の会社員515人に対し、転職意向と実態、転職に踏み切った理由などを調査し、転職前の職場や仕事への適応度別に分析した。調査は昨年10月にインターネットで実施した。

 そもそも転職を考えた理由について、転職前の仕事や会社への満足感や貢献感が低い群では、「会社の将来に不安を感じた」が41.3%と最も多く、「会社の経営方針や方向性に疑問を感じた」が39.5%で続いた。これに対し高い群では、4割強が「仕事の領域を広げたかった」と回答した。

 実際に転職した412人に、転職後の満足度を6件法(「まったくそう思わない」を1点~「とてもそう思う」を6点で得点化し、平均値を算出)で尋ねた。すると、全体平均は4.99で、「とてもそう思う」「そう思う」の割合が72.8%、「ややそう思う」まで含めると90%を超え、転職の満足度は総じて高いことが分かった。

また、成長ステージの企業に転職した人の満足度は、他のステージに転職した人と比べて高い傾向が見られた。

「支社長の一方的な話が…」