元受付嬢CEOの視線

花粉症の重症患者が伝えたい攻略法 花粉症を制する者はビジネスをも制する (3/3ページ)

橋本真里子
橋本真里子

 私は花粉症の人に出会うたびに舌下免疫療法をおすすめしています。3年間頑張れば、一般的には2~10年効果が続くと言われています。(これも個人差があります。)効果の継続期間を考えても決してコスパが悪い治療ではないかと思います。

2.印象まではブロックされない スプレーで「マスク」

 近年はマスクも進化しています。昔は「マスク=白」でしたが、今はファッション性を重視した黒いマスクや、女性ウケを狙ったピンクのマスク、メイクが落ちにくいマスクなんていうのもありますよね。

 私がおすすめなのはスプレータイプの「マスク」です。花粉を寄せ付けない特許を使った商品です。普通のマスクよりおすすめな点は、顔はもちろん、髪にも花粉を寄せ付けないことです。これであれば、ビジネスシーンにおいても、マスクで顔を覆って印象を悪くすることなく花粉の付着や侵入を予防することが可能です。

3.花粉に負けない体づくり 生活のリズムを整える

 免疫力を高めることで花粉症の症状を緩和できると言われています。睡眠不足は免疫やホルモンのバランスを崩しやすくし、また不規則な生活が自律神経のバランスを崩し、アレルゲンに過敏に反応しやすくなるといわれています。免疫力を維持し自律神経のバランスを保つことは花粉症だけでなく、それ以外の病気にも有効ですよね。

 どこか調子が悪いとそれだけでパフォーマンスは下がってしまいます。常に自分のリズムとバランスと向き合い生活をすることで様々な病気の予防にもなります。病気になってしまってから治すのは時間もお金もかかります。できる限り予防したいものです。花粉症を治すのをきっかけに自身の生活スタイルを見つめ直してみることもおすすめです。

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 私はこのようにして、毎年憂鬱で仕方なかった花粉症から解放されつつあります。

 経営者になって、花粉症をマネジメント(管理)することの大切さを切に感じています。会う人みんなにおすすめするのですが、これらの治療や対処法を知らない人がほとんどだったのです。「この快適さを少しでも多くの人に伝えたい!」と思い、今回はビジネスに絡めてお伝えしてみました。これらは、あくまで私個人が効果を実感している対処法で、何事も個人差があります。その点をご留意の上、試してみてください。

 毎年春になるとやって来る花粉症。「いつか大金持ちになって花粉のないところに住んでやる!」と嘆くよりも、まずはできることからやってみませんか? 花粉症を攻略すれば、日本の春を心から満喫し、年度の切り替わりも気持ちよく迎えられるのではないでしょうか。

橋本真里子(はしもと・まりこ)
橋本真里子(はしもと・まりこ) ディライテッド株式会社代表取締役CEO
1981年生まれ。三重県鈴鹿市出身。武蔵野女子大学(現・武蔵野大学)英語英米文学科卒業。2005年より、トランスコスモスにて受付のキャリアをスタート。その後USEN、ミクシィやGMOインターネットなど、上場企業5社の受付に従事。受付嬢として11年、のべ120万人以上の接客を担当。長年の受付業務経験を生かしながら、受付の効率化を目指し、16年にディライテッドを設立。17年に、クラウド型受付システム「RECEPTIONIST」をリリース。

【元受付嬢CEOの視線】は受付嬢から起業家に転身した橋本真里子さんが“受付と企業の裏側”を紹介する連載コラムです。更新は隔週木曜日。

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