「町村議会で非常に低い報酬で頑張っている人もいるし、幅広く、足で稼いで問題を見つけて解決しようとする人もいます。行政が気がつかないことに目を向けて問題提起をし、対策につなげた事例もあります。行政の施策からこぼれ落ちた人をどう救うかこそ議会、議員の役割です」
「例えば、尼崎市長時代に社会福祉の施策を巡って、現場を知らず、聞く耳を持たない兵庫県職員との応対に辟易したことがあります。この人たち、全然現実知らんって。大そうな学歴で、頭のいい人ばっかりの行政組織を監視する議会は絶対に必要です」
-白井さんが平成5年に尼崎市議選に立候補された契機は、当時の議会のカラ出張問題だった
「問題が発覚して、全国で初めて市議会が住民運動で解散するというとき、テレビで報道をみたら、当時の現職議員が『自分は“はちど”に行った』と言っていた。青森県の八戸(はちのへ)市のことです。この人は絶対に八戸に出張していない。私のような普通の市民がもっと政治に関心を持って立ち上がらんといかんと感じて政党、会派に属さず挑戦したんです」
虫けら扱い「白井なんかと組むからあかんのや!」
-当選した時は33歳と若く、無所属の女性議員。ひどい扱いを受けたとか