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今を生きる-その時々の学びに喜びを 小顔に憧れる日本女性の話から人生論に? (2/3ページ)

安西洋之
安西洋之

 それでも何とか差を埋めたいと欲がでるのが人間で、美容整形はその欲にできるだけ対応しようとする分野だ。その是非をここでは問わない。

 何十年か続く人生を全体として、どう捉えるか? である。

「いや、いや、人は晩年の自己評価だけを頼りに生きられるものでもない。若い時は若い時でベストでありたいし、中年になれば中年としてベストでありたいのだ」という声が聞こえてきそうだ。

 「男の顔は履歴書」という表現は、女性の職業人生を想定していなかったのだろうが、女性にモテないと嘆く若き男性は「男の顔は履歴書」との言葉で慰められるのだろうか。やはり、今の今、モテたいのが本音だろう。

 典型的な日本の大企業では、新入社員は小間使いのように走らされ、自分の頭で考えて判断するような余地をあまり与えられない。「君も10-20年すれば、部下をもって自分の思い通りに采配できるよ」と言われ、「今、自分の頭を使って働きたいのだ! 実際に10-20年を経たあなたを見てちっとも羨ましくない」と心のなかで叫んだ人は少なくないだろう。

 全体と細部をどう見るか、という課題はいつも迫ってくる。喩えて言えば、全体を見るには裸眼であるのが理想で、細部を見るにはルーペが必要。このようなアプローチの選択に迫られる。これだけでも相当な難題だが、何事にも時間軸というのがついてくる。

 人生なんて、その最たるものだ。

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