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2019.2.13 08:45
インタビューに答える元日銀理事の早川英男・富士通総研エグゼクティブ・フェロー【拡大】
--今後も超低金利状況が続くのか
「日銀の20年度の物価上昇率の見通しは1.4%にすぎず、長期化は避けられない。それどころか米国が今後、景気後退に陥って金融緩和に動けば、日銀も円高株安を防ぐため、追加緩和を迫られる可能性がある」
--マイナス金利の幅を拡大する可能性は
「導入時にスティグマ(汚名)を負ったため、難しいかもしれない。日銀が地銀などに利ざやを確保させた上、企業にマイナス金利の融資を提供するなどの新たな手法も考えられる」