森ビルが3年連続の営業最高益 28年3月期
森ビルが17日発表した平成28年3月期連結決算は、売上高が前期比1・4%増の2591億円、本業のもうけを示す営業利益は10・4%増の688億円、最終利益は8・2%増の545億円と増収増益だった。営業利益は3期連続で過去最高を更新した。
国内事業は26年竣工の虎ノ門ヒルズ森タワーが、通期で収益を底支えした。また訪日外国人の急増を追い風に、ホテル事業が「平日で稼働率100%の日もある」(担当役員)など好調だった。一方、人民元安による為替差損で、海外事業は前期を下回った。
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